Imori Coffee Roasteryについて
私たちについて
Imori Coffee Roasteryは、岩手県盛岡市の小さな週末焙煎のマイクロロースターです。
私たちは、コーヒーをただの嗜好品ではなく、自然と暮らしがつながる小さなきっかけにしたいと考えています。
一杯のコーヒーが、飲む人の時間を満たすだけでなく、産地の森や水、生産者の未来にもつながっていく。
お客様がコーヒーを飲む日常の時間が、産地の森や水、土、生きものたちの再生へと、少しずつつながっていく。
そのような仕組みを、小さくても一歩ずつ育てていきたいと考えています。
私たちの合言葉は、
Drink for regeneration.
コーヒーのある日常から、地球のいのちを再生する。
Imori Coffeeの始まり
岩手県盛岡市で暮らし、3人の子どもを育てる父として、また日々、日本の農業の現場に関わる中で、私は二つの大きな課題を感じてきました。
ひとつは、子どもたちや次の世代に、少しでも豊かな自然を残していくにはどうしたらよいのかということ。
もうひとつは、生産者の努力や工夫が正しく評価され、適切な取引や価格につながる仕組みを、どうすればつくれるのかということです。
土地を守り、地域の暮らしを支えながら、生産を続ける人がいる。
その取り組みがきちんと伝わり、選ばれ、支えられる仕組みをつくることは、日本の農業でも簡単なことではありません。
その課題意識は、コーヒーにも重なりました。
海外の産地にも、森を守り、土地の力を活かし、地域の暮らしを支えながら、コーヒーを育てている生産者がいます。
お客様の一杯が、そうした生産者の取り組みを知り、選び、支える小さな選択になってほしい。
次の世代に、豊かな自然を残したい。
生産者の努力が、きちんと報われる循環をつくりたい。
その二つの思いが、Imori Coffeeの出発点です。
なぜ「イモリ」なのか
店名の「イモリ」は、井戸を守る生きもの「井守」に由来しています。
イモリは、小さな水辺に暮らし、失われた体の一部、心臓さえも再生する力を持つ生きものです。 その驚くべき再生能力に、失われつつある自然や農村を再生していきたいという願いを重ねました。
また、イモリは人の暮らしに近い里山に棲む生きものでもあります。 農業と自然が共存する風景を未来に残していきたい。 その思いも、イモリという名前に込めています。
そして「井守」は、井戸や水を守る存在でもあります。 小さなマイクロロースターとして、生産者の暮らしを守ること。 産地の森や水を守ること。 そして、忙しい日々を送るお客様の一息つく時間を、静かに守ること。
Imori Coffeeは、そんな「小さな守り手」のような焙煎所でありたいと考えています。
豆選びについて
Imori Coffeeでは、アジア・オセアニア地域を中心に、栽培の背景や産地の取り組みが見えるコーヒーを選んでいます。
この地域は、日本から見れば海を隔てた“隣人”のような存在です。
遠く離れた産地から豆を買うだけではなく、同じ地域圏の環境や暮らしに目を向け、できるだけ近い場所で育まれたコーヒーを選ぶこと。
それは、輸送に伴う環境負荷を少しでも意識することでもあり、将来的に産地との顔の見える関係を育てていくための、Imori Coffeeなりの選択です。
また、アジア・オセアニアのコーヒーには、まだ広く知られていない個性や美味しさがあります。
環境や社会への配慮だけではなく、コーヒーとしての面白さや魅力を、日々の一杯を通じてお届けしていきたいと考えています。
アグロフォレストリー、栽培期間中の化学肥料・農薬不使用、有機栽培、地域の暮らしを支える取り組みなど。
味わいだけではなく、その豆がどのような環境で育ち、どのような未来につながっているのかを大切にしています。
もちろん、すべてが完璧な豆ばかりではありません。
それでも、できるだけ背景の見える豆を選び、なぜその豆を選んだのかを、お客様にもわかりやすくお伝えしていきます。
買い物は、投票であり、未来への小さな投資でもある。
私たちは、そう考えています。
焙煎について
コーヒー豆は、ご注文をいただいてから焙煎します。
小さな週末焙煎のため、一度にたくさんの量を作ることはできません。
その分、作りすぎによる廃棄をできるだけ減らし、必要な分だけを、新鮮な状態でお届けします。
焙煎には電気式の焙煎機を使用し、自然環境に配慮した電力を選んでいます。
また、焙煎量の都合で少し残った豆は、可能な範囲で小さなおまけとしてお届けすることがあります。
これは、廃棄を減らすための工夫であると同時に、まだ知られていない産地や味わいとの出会いを楽しんでいただくための小さな取り組みです。
1袋から、自然の再生へ
Imori Coffeeでは、コーヒーを飲むことが自然の再生につながる仕組みを育てたいと考えています。
その一歩として、コーヒー豆1袋につき200円を、森林再生や自然環境の保全につながる取り組みに活用していきます。
一袋のコーヒーが、未来の森に植える一粒の種になる。
そんな循環を、お客様と一緒に育てていきたいと思っています。
最初から大きなことはできません。
まずは、できることを少しずつ積み重ねながら、コーヒーを飲む日常が、未来につながるものになればと考えています。
小さな週末焙煎所として
Imori Coffeeは、大きな設備や大量生産の仕組みを持つお店ではありません。
週末を中心に焙煎し、一袋ずつ準備してお届けする、小さなマイクロロースターです。
お届けまで少しお時間をいただくこともありますが、その分、無理のない量を丁寧に焙煎し、続けられる形で運営していきます。
コーヒーを飲む時間が、ほっとする時間になる。
そしてその一杯が、森や水、土、生きものたちの再生へとつながる小さな一歩になる。
Imori Coffee Roasteryは、そんな未来を目指す、岩手県盛岡市の小さな週末焙煎所です。
Imori Coffee Roastery
岩手県盛岡市の小さな週末焙煎所